文学綾織ーSORAと日葵(ひまり)の日本文学史ー
入試のための受験対策で、文学史だけを取り上げた書籍は多くありません。そしてそれらは、何というか、見て覚えろ、読んで暗記しろ、というだけの、こんなことは言うのも憚られますが「あんまりおもしろくない」ものが多いです。もちろん中にはいいものもありますが、私ごときが「これがいい、悪い」と公言する資格はありません。ただ私自身が学生時代に「こんなのがあればよかった」と思う本を、いつか、作りたいです。それは、受験に合格できればそれでいい、のではなく、私たちがどうして「文学」を学ぶ必要があるのか、なぜ「文学」なのか、という問いに、しっかり答えたい、という想いもあるのです。
文科省は国語を「論理国語」と「文学国語」に分ける、という愚劣な策を実行に移してしまいました。「論理」の対義語は「文学」ではなく「非論理」です。論理があるから文学なのであって、根本から間違っています。
そういったこともあって、私は本連載を出版化する前段階という位置づけにしています。この連載をたたき台として、本を作ります。受験生が役に立ち、合格後も、文学があなたに寄り添ってくれるような、あなたを支えてくれるような、そんな本を作ります。
何年先かわかりません。それでもあきらめません。どうか気長に付き合ってやってください。
文学綾織~SORAと陽葵(ひまり)の日本文学史~ 日本文学史への入り口を物語で!「国語便覧」を楽しむ読めるようになるための、一歩手前の橋渡し。
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第二話:かな文字の吐息、千年の【あはれ】と【をかし】(第一話がまだの方はここから↓↓↓)続きをみる
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「物語」で文学史を学ぶことをコンセプトに、連載を始めた「文学綾織」。連載しながら、自分も今いちど、文学史について学びなおすということをしていた。18歳で国文学の道を志し、それから研究者にはなれなかったが、塾の先生として、国語教育をベースとした総合学習塾を営んだり、趣味として古典に親しんだり、様々な形で日本古典文学と共に生きてきた。続きをみる
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第一話:上代の言霊、潮満つる船出三重県伊勢市、勢田川は伊勢湾へと注ぐ。その潮風がかすかに混じる船江の町。 この地には、江戸から明治にかけての商家の趣を残す「妻入り」の街並みが、今も静かに呼吸を続けている 。瓦屋根が波打つように連なる「張り出し南張り」と呼ばれる独特の外囲いが、西日に照らされて深い陰影を描き出していた 。続きをみる
- 日本文学史を物語仕立てで学ぶ教材案【プロットというか素案】2025年5月27日 に 4:04 AM に
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